屋内編 |
団らん中 |
|
慌てず出口の確保を! |
|
丈夫なテーブル、机などの下に隠れるか、余裕のない時は、座布団などで頭部を保護しましょう。
合わせて建物が傾いて玄関が開かなくなり、閉じ込められる恐れがあるので、
特にマンションの方は、出口の確保を!また、すぐ外に飛び出すのは大変危険です。
ブロック塀が倒壊することがあるので、絶対やめてください。 |
エレベーターの中 |
|
全ての階のボタンを押そう! |
|
感知装置のあるものは揺れを感じると、自動的に最寄の階で止まり、ドアが開きます。
感知装置のついていないエレベーターの場合は、すばやく各階のボタンを押して、止まった階で脱出します。
万一、止まったままドアが開かないときは、非常停止ボタンを押せば、ドアは手で開けることができますが、
それもできない場合は、中にある非常電話で連絡し、救助隊を待ちましょう。 |
食事の支度中 |
|
油使用時は、すぐにその場を離れる! |
|
調理をしているときは、やけどをしないように注意をしながら火を消し、安全な場所へ避難しましょう。
高温の油などを使用しているときに揺れを感じたら、体に油を浴びないように、その場をすぐに離れてください。
ガスの元栓を閉めるのは、揺れが収まってからでも十分間に合います。 |
仕事中 |
|
新しいビルは耐震設計をクリア。慌てず、机の下に避難! |
|
近年に建設された新しいビルなら、耐震設計がしっかりしているので、倒壊する可能性は少ないと考えられます。
決して慌てず、机の下などに身を隠し、揺れが収まるのを待つのが賢明です。
外に出る場合は、エレベーターを使わず、階段で移動すること。 |
トイレの中 |
|
実は、家の中で一番安全な場所! |
|
家具や大きな置物もないほか、小さなスペースに柱が4本立っているケースが多く、
他の部屋に比べ安全な場所です。まず、ドアを開け、閉まらないようにしっかりと手で押さえておきます。
慌てずに、揺れが収まるまでじっとしておけばよいでしょう。 |
デパートなど店の中 |
|
頭を保護して、商品から離れる! |
|
売り場によって安全度が違ってきます。
揺れを感じたら、頭を保護しながら商品や鉢植え、
マネキンなどの置いていないスペースに逃げるか、柱の陰に身を隠しましょう。
揺れが収まったらフロア商品が散乱している場合もあるので、売り場の従業員の指示に従って、
落ち着いて非常口に向かいましょう。 |
入浴中 |
|
家の中では比較的安全な場所 |
|
家具も置物もない比較的安全な場所なので、慌てず落ち着くことが大切。
まず、窓や扉を開け、出口を確保しましょう。
裸でいる場合、最も危険なのは、鏡や窓ガラス、タイルなどの割れた破片によるケガ。
洗い場にお湯を流し、十分注意して、ケガをしないように避難しましょう。 |
睡眠中 |
|
布団で頭部を保護。懐中電灯の用意も忘れずに |
|
目覚めた直後は、とっさに適切な判断をすることが難しくなります。
とにかく体を反転させ、背中を丸くして布団などをかぶりましょう。
揺れが収まったら、声をかけあって家族の無事を確認。
床にガラスの破片などが落ちていることもあるので、常時スリッパを用意しておきましょう。
停電になったときのために、寝室にも懐中電灯を用意して。 |
屋外編 |
商店街・ビル街 |
|
落下物に要注意!すばやく近くのビル内に避難 |
|
死角は歩道。
地震で割れた窓ガラスや看板、広告塔、ネオン等などが次々と落下してくる危険性が高いので、
まず、バッグや上着、手などで頭を保護しながら、すばやく近くのビルの内部か、公園、広場に避難しましょう。 |
車の運転中 |
|
左側に車を止める。すぐに外には飛び出さない! |
|
地震が発生しても、ドライバーにはなかなか感じにくいものですが、
震度5クラス以上の大地震になると、すぐわかります。
揺れを感じたら、ハンドルを取られないように強く握り、横滑り、衝突、
追突に注意しながら、徐々に減速して道路の左側に停車させます。
慌てて車外に飛び出さず、カーラジオで正しい情報を聞くようにしましょう。
車を離れる場合は、ドアはロックせず、キーはつけたままにしておきます。 |